棲み分けのエネルギーと「Sパージ」の強化

今までパッシブオートロードでは提供していなかった「Sパージ」。このたび新たな《棲み分け》のエネルギー技術を加えた「Sパージ2023」として、期間限定(2023年4月末まで)のオートロードを実施します。エネルギー技術の開発について、高橋正俊PH会代表に伺いました。

◎「Sパージ」パッシブオートロード

――●2006年に開発された「Sパージ」はPH会でも人気の高い、歴史のあるエネルギーです。
外部のマイナス世界との縁を切ることで悪影響を軽減させ、エネルギー状態を改善することを目的としたエネルギーで、2021年にはより進化した「Sパージ2」にバージョンアップされました。
まず、この「Sパージ2」のおさらいからお願いします。

高橋●「Sパージ2」の大きなポイントとなるのは、自分の内部のマイナスエネルギーを解消して、エネルギー的に状態の良くない場所に集まってきてしまったマイナスエネルギーと共鳴しにくくしたり、縁切りをしたり、ある種の得体の知れないマイナスエネルギーや霊的なマイナスエネルギーを抑制、排除するなどして悪影響を防いでいくことです。
外部にあるマイナスエネルギーといっても、普通は時間の経過とともに消えていくので恐るるに足らないのですが、なかには消えないしつこいヤツもあるんです。粘りっこいというか、より強力な恨みつらみであるというか、いわゆる念の強いもの。
「Sパージ」よりもさらに深くアプローチを進めて、そういうものも消していきましょう、防ぎましょうというのが「Sパージ2」です。
人は、内側になにかストレスを抱えている、あるいは怒りを溜め込んでいる、怒りや寂しさなどを抱えていると、そこに同調するものが外部からスルッと入ってきてしまうということがあります。
内側にそういったネガティブなものを抱えていること自体は別に構わないことなんです。そういう人はいっぱいいる。というか、ない人はいないぐらいです。ただ、体質的にバリアが弱い人や、外部から入ってきた良くないものに耐える力ができていない人は、どうしても影響を受けてしまうんです。
これは生まれつきの体質のようなものかもしれません。生まれたての赤ちゃんでもバリアが弱い人はいるし、すごくドロドロしたものをいっぱい抱えていても平然と長生きする人もいます。
問題が起きるかどうかは、その人のバリアの強弱と、その人の耐性の強弱、良くないものを受けた時に自分の中に耐える力があるかどうかで決まってくるようなんです。
そういうことで、「Sパージ2」は、まずバリアを強くするように働きかけます。
それからその人の内側に抱えているストレスなどのマイナスと、それに引きつけられて外部から入ってきた良くないものとの縁を薄くするように働きかけます。内側になにかがあるから共鳴して入ってくるので、共鳴を外していく、薄くしていく、というやり方です。
さらには、エネルギー的な“抗体”のような働きのものがないものかと調べるなかで、菌やウイルスを抑制するとされる銀イオンのようなものを見つけて深掘りしていった結果、203番目の元素と297番目の元素のエネルギーにたどり着きました。これらの元素は現代の科学ではまだ認識されていないものですが、ある種の得体の知れないマイナスエネルギーを抑制、排除する働きがあることがわかったので付加しています。
「Sパージ」はご存じの通り、今までオートロード(パッシブ)をしていませんでした。ご要望は多くいただいていたのですが、オートロードは一度入れると、基本的にはそこから更新されません。そのため、その時点での「Sパージ」や「Sパージ2」で感知できないものや対応できないものが残ってしまうこともあります。そこでノパルを始めとしたエネルギー製品で、その都度最新のものを利用してもらうのがいい結果につながるのではないかと考えてのことでした。
このたび、2022年10月~2023年4月の期間限定でオートロードを実施します。
これは、今までの「Sパージ」「Sパージ2」を役立てておられる方からオートロードを望まれる方が多くいらっしゃること、今まで見逃していたものをより多く感知できるようになったこと、新しく《棲み分け》のエネルギーを組み込むことで、対応しきれなかったものにも対応できるようになったことなどがあってのことです。
「Sパージ」の技術としてかなりの手応えが得られたこともあり、社会的な状況から見ても、ここでオートロードとして役立ててもらういい機会かもしれないかなと考えるようになりました。

◎強化と棲み分け

高橋●オートロードするにあたって「Sパージ2023」という形にして、「Sパージ2」の働き自体をオートロード版のエネルギーとして強化すると同時に、「Sパージ2」では対応しきれなかった「生きている人間以外の存在が発する悪意あるエネルギー」や「その発生源となった存在」との《棲み分け》を促進するように働きかけていきます。
実際、防御するだけでは対応しきれないものもたくさんあるんです。こちらがイヤと言っても攻めてくる。皆さんが意識していないだけで、悪さをしたいものはウヨウヨしているというか…。人が困った状態を楽しむような存在もあれば、直接的に「この野郎!」とやってくるものもあります。私たちが日々食べている肉なども、食肉処理の段階で肉に念が残ることがあり、それがそのまま入ってきたりします。
異次元の存在や、生きている人間以外の存在、いろいろあるんですが、そういったものとの棲み分けができればいいなと考えました。
「いてもいいからこっちに来ないで」「手は出さないで」といった棲み分けです。
私たちにとって良くないものを発生しているエネルギーそのものと、さらにその発生源となっている存在がいる。そういったものたちと無理矢理に縁を切るということではなく、まずは相手の存在を許容する。その上で干渉し合わない状態、縁のなかった状態に近づけていく。「Sパージ2023」ではそういった働きも加えています。

――●棲み分けという視点、興味深いです。従来のより強固に頑丈にガードするといった強化の方向とは根本的に位相が異なるような印象です。

高橋●とにかくバリアを強くしようとやっていっても、それを通過してくるものがいるんですね。防御系だけのエネルギーは、向こうがより強固になって現れてくるとパワーゲームになってしまってキリがない。
縁切りしたとしても、どこかに無理があるから、結局働きが長続きしない。そこでまったく違う切り口からアプローチしてみたということです。

――●高橋代表が「パーフェクトハーモニー」を開発された時、従来の「Sパージ」や「ディフェンスM」の方法を気にしていらっしゃっいました。「シャットアウトする方向じゃないほうが本当は良さそうだ」と。

高橋●そうなんです。シャットアウトするだけではパワーゲームになります。そうなると、どうしたって向こうのほうが強いんです。歴史が全然違うものですから。人間なんて、個で考えればせいぜい100年程度だし、新人類の登場から数えても20万年ぐらいのものです。対して向こうは何億年という歴史を持ち、そういう存在はそもそも宇宙が存在する前からいたりするわけです。
変な話になりますが、エネルギー的な宇宙ですね。半物質の宇宙というのはあると感じているんです。物質の宇宙ができあがる前、そこに時間というものがあったとすれば何10億年か何100億年かの歴史があり、それからだんだん物質的になってきて、ビッグバンが正解かどうかわからないですけど、物質的なものが出てきた。その以前からあったりする。
だからとてもじゃないけど太刀打ちできないというのがわかってきたので、ならば平和協定を結ぼうかという感じなんです。やっつけるんじゃなく、お互いに干渉しないということでやんわりいこうと。排除できるものはできるだけ排除して、対応できないものは棲み分けていこうと、そういう感じです。

――●20年近い「Sパージ」の研究開発によって「Sパージ2023」に到達されたわけですが、開発当初は棲み分けなんて思ってもみなかったことですか?

高橋●初期は、とにかく防ごう、排除しようとやっていましたから、棲み分けなんて思ってもみませんでした。
そうするとまさにパワーゲームで、こちらの能力が上がれば向こうも上がってくるし、それでは対応できないという会員さんが出てくるからまたさらにパワーアップする。その繰り返しでしたね。

――●それで「Sパージ」から「Sパージ2」に進化してきたわけですね。

高橋●ええ。私の個人的な知人たちに、すごくバリアの弱い人とかアレルギーの人とか精神的に弱い人とか様々なタイプの人がいて、なにかあると相談が来るので「どれどれ?」と調べては、変なものがあると「Sパージ2」で対処していました。それを越えてくるものに対しては、今のところ棲み分けが良い結果を出しているので、今のところはこれがベストかなというところです。
「Sパージ2023」のオートロードを開始する直前までブラッシュアップを重ねて、無理のない、より良い「Sパージ」のエネルギーとしてご提供しようと考えています。

――●棲み分けを試されたきっかけは、なにかあったのでしょうか?

高橋●どうにもならないものがあるな、ということは感じていて、他になにかいい手はないだろうかと考え続けてのことでした。
「Sパージ2」でうまくいっているけれど、それでも残っているものもある。その残っているものが悪さをすることはわかるわけです。小さいものならなんとかなるけれど、これはなんともならないかな…とあれこれやっていました。
強力に防ぐだけではどうにもならない存在もいるというのがわかって、じゃあ対抗するのではなく、棲み分けしてみるのはどうかなとやってみたら、うまくいったという感じです。
やっぱり拒否すると向こうだって「なんだよ!」となるんです。人間と同じ。だから拒否はしないで、存在は認めるけれど、うちとは関係ないよって…。

――●どうしても普通は力で対抗することを考えてしまって、なかなか「棲み分けがいいんじゃないか」というところには至りにくいだろうと思います。
「Sパージ」を長年にわたり研究し続けて、近年の「パーフェクトハーモニー」の開発をはじめとした経験があってこそ得られた気づきだったわけですね。

高橋●棲み分けの発想は、ある意味「パーフェクトハーモニー」のエネルギーに近いところもあるかもしれません。全部ひっくるめてうまく調和することを目指す。悪いヤツもいるし、いいヤツもいるし、全体のバランスが調和していればいいじゃないかと。
実は、いちばんいい対策は人生をあきらめることなんですけどね。全部手放してしまったらもうイヤなものは寄ってきませんから。
無意識のうちに抱えこんでいる穴ボコというか、ギザギザというか、なにかあるんです。ストレスでもない。怒りでもない。でもなにかの満たされない穴がある。それが目印となって、そこと共鳴して外部からやってくるものがある。なにか足りないものがあるから寄ってくるんです。

――●棲み分けといっても、なかなか難しいアプローチのように思えますが、いかがでしょう?

高橋●いや簡単なことなんですよ。人間社会で言えば物理的に離れることで、解消できたりする。親だろうが子どもだろうが物理的に離れてしまえば互いが干渉しなくなり棲み分けできます。スマホもインターネットもある世の中ですから現実的には難しいんですが…。
ただ、エネルギー的にはすぐできることなんです。「Sパージ2023」ではそれをやってみたということです。これは感覚的なもので、テクニックがどうこうというものじゃないんですね。

――●エネルギー的なもの。頭で意識していてはできないことなんですね。

高橋●そこを意識して「その手があったか!」と腑に落ちるとできるようになるんです。頭のどこかで「まさかな」と思っていたらできない。

◎「関係ない」と思っていても


――●実は「Sパージ」のエネルギーは、自分には関係ないと思ってきたんですが、知人に指摘されたのをきっかけに「Sパージ2」を初めて買って使いました。
この1カ月間、仕事で新しいことをする機会が多かったので試しに飲んでみたところ、いったいなんなんだと思うくらいスムーズに物事が運ぶようなことがいろいろとあって驚きました。

高橋●そういった会員さんも結構いらっしゃいますね。外部にあるマイナスエネルギーからの影響に全く気づかず、知らず知らずのうちに本人は調子を落としてしまったり…。

――●実は、原因不明の高血圧で、1週間ほど入院していました。

高橋●特に男性は無理がきく人が多いんです。体の声を聞かないで、意志で「やったるで!」と進めてしまい、後になってガクンと来る。それで平均寿命が短いのかもしれません。知らず知らずのうちに無理しちゃうから。
それに比べると女性は敏感な人が多く、「あれ、なんか変だな」と思うと解消を試みる人も多い。それが体にとっては良い方向に行くのかもしれませんね。

――●不思議なことに「このエネルギーは自分には関係ない!」と言っている人ほど、傍から見るとそのエネルギーが必要であることも多いようで…。人から言われることで初めて気づくことができたりする。エネルギーの難しくて、面白いところですね。

高橋●個人的には、ほとんどの人が「Sパージ」系と無関係ではいられないんじゃないかと思っています。それを感じていないだけで、なんらかの影響は受けている。

――●ずっとそうだったから気がつけなかったのか、鈍感でそこをシャットアウトしていたからなのかわからないですが「『Sパージ』はあなたにもきっと関係あるから」って言ってまわりたいぐらいです。
「Sパージ」で問題を解消できると、なにか世の中のタッチが変わったという感じを受けます。

高橋●ありがとうございます。「Sパージ2023」もぜひお役立ていただけるとうれしいです。