2021年10月のコラム「TDEは提案型」
2021/10/08
TDEと名付けられたエネルギーに惹かれて、かれこれ37年。
色々なTDE使いの方々にお会いしてきましたが、安定した実績を積み上げてこられた方々は「自我を引っ込めて、エネルギー(TDE)に任せる」ことにポイントを置かれている方が多いようです。
例えば、自律神経失調などで困っている人に対して、深層意識など心の領域を始めとして肉体的な領域にもTDEでアプローチしていきますが、実際に回復していくのは、「相手自身」が自らそのアプローチを受け入れた時、不要なものを抱えていれば「相手自身」が自らそれを手放した時になります。
「主体」はあくまでも「相手」であり、相手が相手自身のエネルギーで回復に向かっていきます。
TDEでアプローチするということは、相手に対して「こんな方法もありますよ」「こんなエネルギー状態になると良いかもしれませんよ」と提案するだけ。
その提案の中に「自我、押し付け、思い込み」が入っていると、相手の深層意識が拒否反応を起こします。
TDEでいろんな設定、方向性、枠組みをして使うことも多いのですが、人間の限られた狭い能力や知識を超えてTDEに軽々と働いてもらうために、設定などはゆるゆるにしておくことが大切です。
人間に出来ることは保育園レベルと自覚することが大切なのかもしれません。
とは言いながら、ついつい自我と我欲がしゃしゃり出てくる今日この頃です。