2月3日は節分でした。
我が家では夫婦子供4人で「豆まき」をしました。
皆さんのお家では、どうでしたか?
春夏秋冬の季節の変わり目には邪気(鬼)が生じるため、宮中ではそれを払うための儀式だそうですが、特に2月3日の節分が庶民に取り入れられたそうです。
それにしても、邪気と同レベルとされた鬼さん達にしてみれば、えらい迷惑な話ですよね。
たぶん、それまでは人間の意識の及ばない領域で平和に暮らしていた鬼さん達だっているはずです。それがいきなり悪者にされたのですから。
人間は身勝手なものです。善い悪いではなく、そういう存在だ、ということです。もちろん私を含めての話です。
似たようなことはいっぱいありそうですね。
一生懸命生きている動物達や昆虫達が、勝手に害獣だの害虫だのと決めつけられ、鉄砲で駆除され、殺虫剤で抹殺され・・・・・
小さい頃は岩手県の片田舎でよく遊んでましたので、野生の動物や昆虫はとても身近な存在であり、懸命に生きている存在でした。勝手に悪者にされています。
霊能者さん達の世界では、狐や蛇は悪さをする存在らしいのですが、私の知っている狐や蛇は、人間よりも純粋に生きている存在でした。
人間でもそうです。良い人悪い人でばっさり区分けしてしまいがちですが、悪い人でも身内にとっては良い人であったり、良い人であっても隣人にとっては手に負えない人だったりします。
エネルギーの世界にも、似たようなことはありそうです。スピリチュアルブームのお陰で、パワースポットが一般的になってきました。
パワーがある場所、パワーの無い場所という判断、良いエネルギー、悪いエネルギーという分け方ではなく、今の自分にとって必要なエネルギーあるいは必要でないエネルギーという基準で判断すれば、自宅であっても雑踏の中でも、どこでもがパワースポットになり得る気がします。
結局の所、外に追い出されたかわいそうな鬼さんはどうなったのか?
地方によっては「福は~内、鬼も~内」といって豆をまくところもありますので、たぶん、そういう暖かいご家庭にご厄介になっているのかもしれませんね。