先月のコラムは「若返り」の方法の一つについてのお話しでした。
今月は、違う角度から見ていきたいと思います。
昨年12月に「New Scientist」に掲載された記事によると、大学の研究で、人間なら60歳に相当するマウスが、20歳に若返らせることに成功したというニュースがありました・・・というニュースをインターネットで知りました(^^;;
私達は細胞活動により生きています。
その細胞は、細胞内にあるミトコンドリアからエネルギーを供給されることによって活動しています。つまり細胞は、細胞内で生活している「ミトコンドリアという生き物」の協力なしには生きていけない、ということです。
「New Scientist」記事によると、老化の原因は・・・
①ミトコンドリアの衰え
②SIRT1というタンパク質の不足
③NAD+分子の不足
・・・などにより引き起こされるということです。
これらには複雑な相互関係があるのですが、大ざっぱにまとめると、同じ細胞内にある細胞核とミトコンドリアとの連携、つまりコミュニケーションが衰えてくると老化が進行してくる。その連携を改善させると若返った、ということです。
実際の研究実験で若返ったのはマウスの筋肉組織だけなのですが、そのうちに全身が若返るようになるかも知れません。
ミトコンドリア単体で考えると、ミトコンドリア自体を活性化させるエネルギー技術があります。
細胞核とミトコンドリアの連携を強化するために「間のエネルギー体」というエネルギー技術もあります。
すでに製品化されているACS(エイジング・ケア・システム)という、若い頃の状態により近づけるエネルギー技術もあります。
これらのエネルギー技術をうまく組み合わせて、「より良く生きる」と「より長く生きる」という「終わりのない旅」を続けていきたいなぁ、と思う今日この頃です。