2019年12月のコラム「こころの柱」
2019/12/16
私は神宮外苑にある銀杏並木がお気に入りで、毎年秋になると出かけているのですが、今年は銀杏の葉の繁り具合が悪く、気になっています。
気候のせいでしょうかねぇ。
銀杏の木々が何となく心細そうにしています。
最近、50年来の友人達と久しぶりに食事をしたのですが、その中の1人から「不足することは何も無いけど、最近何となく心細いんだよね」という話が飛び出してきました。
「ストレスもなく健康で生活に余裕のあるお前でも、そんな心境になる事があるんだ」とビックリしたのですが、ふと思いついてテーブルの下で「こころの柱」を取りだしてみると、ずいぶん細くなっています。
その時は別の話題に移ってしまい、そのまま解散となりました。
自宅に戻ってからその友人の「こころの柱」を取りだして調べると、細い柱の内側にも外側にもマイナスやストレスはありません。
でも何かがありそうです。
そこで「その人にとって必要のないモノ」と指定すると手応えがあり、それを取り去ると昔のような太い「こころの柱」が出てきました。
確かに、その人にとってマイナスでもなく、ストレスでもないけれど「必要でないモノ」があり、それが邪魔することもありそうです。
数年に1回くらいしか会わない遠方の友人ですので、実生活でどのような変化があるのか分かりませんが、何らかの良い手応えを感じています。
何となく心細い感じがしている方、心が不安定な方は、ぜひお試し下さい。
・自分の「本来の、こころの柱」を取りだし、太さを調べておきます。
・次に「今の、こころの柱」を取りだし、どのくらい細くなっているのか比較します。
・「今の、こころの柱」の内側、外側からマイナス、ストレス、必要のないモノを掻き出してブラックホールにでも捨てて下さい。
・「本来の、こころの柱」と同じくらいの太さに回復するまで、繰り返して下さい。
「こころの柱」を常に太く良い状態に保っていれば、何かが安定してくるかも知れません。
今年1年、拙いコラムにお付き合いいただき、ありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。