代表コラム

パーフェクトハーモニー代表がTDEについて毎月記載しています。

    2022年7月のコラム「誤解?」



    ある書籍によると、高齢者の認知症は「誤解」されている部分が多いらしい。

    日本には認知症と判断されている人は600万人いるそうですが、多くの認知障害は単純な物忘れから始まり、時間や場所が分からなることが増え、重度になると言葉の意味が分からなくなり会話が成り立たなくなる、自分が生きているという自覚も薄れてくるようです。

    今のところ認知症は老化現象の一つとみなされており、急激にやってくるのではなく、20年くらいかけて少しづつ現象化してくると云われているようです。

    私自身が、認知症が現象化した80代の母親を看取った経験から、また同じような体験をしている友人達の話や最近の書籍によると、物忘れが増えても、時間の感覚がわからなくなっても、生活の知恵は残っている、身体の記憶は残っているので、普段通りの生活を続けることはできるようです。

    したがって認知症と診断されても、急に身の回りを整理したり夢をあきらめたりする必要はないようです。

    また、テレビ、新聞、週刊誌などでは高齢者の徘徊や自動車事故、詐欺被害が過大に報道されていますが、600万人いる認知症の方で徘徊している人はほんの少数ですし、自動車事故を起こしたり詐欺被害にあうのは「高齢者ではない」人が圧倒的多数です。

    表面的には高齢者に寄り添う姿勢をみせながら、本質的には高齢者を弱い存在、かわいそうな存在、邪魔物扱いにしている報道が多すぎるように感じるのは、後期高齢者真っ只中にいる私の「誤解」かもしれませんが・・・・

    それはそれとして、「認知症を防ぐ」あるいは「進行を遅らせる」ために「スッキリ脳」というエネルギー製品がありますが、さらに改良強化するためにはどうすれは良いのか????