そろそろ6月も終わりに近づいています。今年もあと半分しかありません。
長年人間をやっていると、子供のころに比べて「時の流れ」が早く感じられます。
物理的な「時の流れ」そのものはいつも変わらないのですが、それを感じ取る人間によりいろいろに変化します。
楽しい時間、快適な時間は、あっというまに過ぎ去ってしまいますが、悲しい時間、苦しい時間は延々と続くように感じてしまいます。そうかと思うと、苦しいはずの「テストの時間」などはあっというまに過ぎ去っていきます。
通常の世界では時間そのものは変化しないので、「現在の時間」も「未来の時間」も変化しないのですが、過ぎ去った「過去の時間」はその時々のその人の状態により、変化していきます。これは「時間が変わる」というよりも「記憶の中の時間が延び縮みする」と言った方が正確かもしれません。
「時間」と云えば、「夢の中の時間」も不思議です。
もう40年近く前の話ですが・・・
電車の座席に座りながらウトウトしているときに夢を見ました。
とてもとても長く楽しい夢で、「ずいぶん長生きをしたなぁ。楽しい一生だった」と思いながらあの世に旅立とう、と思った瞬間にスッキリと目が覚めました。
まだ電車の座席に座ったままで、10分くらいしか経っていませんでした。
たった10分間の間に80年分の時間を体験したわけです。少なくとも記憶の中では今でもハッキリと残っています。
ところで、TDEの伝授を受けると「過去の時間が延びる」あるいは「過去が遠くなる」という感覚を覚える方が大勢おられます。
ふと1ヶ月前の出来事を思い出したときに、1年前のことのように感じる。伝授を受けてからの1年間が、伝授を受ける前の10年間ぐらいに感じる、という方々が少なからずおられます。
「伝授」を受けると「記憶の中の時間が延びる」のでしょうか???
興味のあるかたは、ぜひ「伝授」を受けてみてくださいね。